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修復的(RJ)対話とは

 カナダの先住民、ニュージーランドのマオリなどの人たちが近代以前の社会で行っていた対話を再評価し、現代に再生させた対話です。カナダ先住民の人たちの対話をルーツにもつサークルという対話モデルは、仏教など東洋の宗教や文化から多くの影響を受けています。いずれも、異なる多様な人々との間にも、必ずある、人としての共通性に耳を傾け、お互いの理解とつながりを生み出します。

 近代司法による垂直的正義ではなく、近代以前の社会にあった水平的正義を実践しようとする対話で、今ここで起きた問題により損なわれた関係(harm)を修復するために対話します。修復的対話の経験は、未来に備えるための経験を積む対話にもなるので、安心できるコミュニティづくりの対話にもなります。

 修復的対話(RJ対話)の担い手は、参加者が安心して対話に参加できているかを見守り、全身全霊を傾けて深く聴くことを促します。テクニックを駆使して〇〇する、〇〇しなければ…、というのではなく、静かに心を傾けて聴くと、セラピーではありませんが、どんなセラピーよりも人の心を癒し、参加者の間に、自然と赦しや修復と呼べる何かを生みだします。

 

☎:048(973)4355

月曜日または金曜日のみの

10時~16時

(不在の場合もあります)

​✉:info.rj.practice@gmail.com

 1974年、カナダ、オンタリオ州キッチナーで、ふたりの少年が酒に酔って車のタイヤを破裂させ、窓ガラスを割るなどの22件の罪を犯しました。この犯罪に対して、世界で初めて修復的対話が用いられました。

 かつて、私たちは悪いことをした場合に直接相手に詫びてきたはずです。しかし、近代社会になって、法律ができると、直接相手に詫びるのでなく法により国家に裁かれるようになりました。

 この少年たちも法により裁かれるはずだったのですが、法で裁くよりも、彼らが本当に自分のしたことを理解して悔いるには、直接相手に謝るほうがよいのではないかと、その時の司法関係者らが考え、実行したことが始まりです。

 少年たちはそれぞれの保護司が少し離れて見守るなか、全被害者宅を訪問して詫びました。そして、被害者の恐怖や苦痛を直接聞く体験から、自分たちがしたことの影響をまざまざと知り、心から悔い、弁済を含めて償いをしました。さらにこのうちの一人は、その後に、修復的対話の担い手となり罪を犯した少年たちの立ち直りを支えるようになりました。

 被害の住民たちも、何人かの被害者はこの地域に住み続けることが恐ろしくて既に引っ越していなくなっていたのですが、残っていた人たちは、安心してその地域に暮らし続けることができるようになり、少年たちの立ち直りを見守り、彼らを地域の仲間として迎え入れることができました。

 

 このように修復的対話は、近代司法プロセスが和解と平和に貢献するよりも、社会的損傷と対立を深めていると感じた司法関係者が、近代司法の限界を克服するために始めた対話です。厳罰を課すのではなく対話によって、お互いを理解し、葛藤関係を変容させれば、損なわれた関係はおのずと修復する方向に向かうという考えに基づいています。

 修復的対話は、英語でRestorative Justice Dialogue、RJ対話と略します。修復的司法の対話、修復的正義の対話と訳されることもあります。

「修復的対話トーキングサークル実施マニュアル」(2019年)はる書房

  

Humanistice Approaches to Mediation and Dialogue 字幕付
Being with the Energy of Forgiveness 字幕付

※本字幕は暫定版で、現在、熊本大学の字幕チームが最終版に向けて最終作業を行っています

オリジナル字幕(RJ対話の会にて翻訳作業を行いました)

Using Dialogue Circles to Support Classroom Managementオリジナル字幕付
参照元 YOUTUBE Channel
https://www.youtube.com/user/edutopia
 オリジナルURL 
https://www.youtube.com/watch?v=qTr4v0eYigM
The Why of Restorative Practices in Spokane Public Schools オリジナル字幕付
参照元 
Spokane Public Schools
https://www.spokaneschools.org/
​オリジナルURL
https://www.youtube.com/watch?v=nUIRkuOFtw0
Resolving Conflict Through Restorative Justice オリジナル字幕付
参照元
University of Rochester
https://www.rochester.edu/
オリジナルURL
https://www.youtube.com/watch?v=bazgiTyieKo

修復的(RJ)対話の方法

輪になって座り、サークルキーパーと呼ばれる、対話の担い手が対話を主導します。

話し手を示すトーキングピースを使い、「私は…」というところから話を始めます。

サークルキーパーは「安心で安全な対話の場」を守り、参加者に対話のルールを守らせる役割をします。

【基本的なルール】

​・お互いを尊重する

相手を非難しない

・相手の話をよく聴く(深く傾聴する)

・トーキングピースを持っている人だけが話せる

・話したくないときは話さなくてよい

当法人では、サークルキーパーの養成講座を行っています。

​興味、関心のある方はお気軽にご参加ください。

 《トーキングサークル

​     実施マニュアル》

《 講座風景 》

《 トーキングピース》

《 各種カード》

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